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【次世代のアクセス解析ツール】Googleアナリティクス4(GA4)で重要なポイントとは?〜エンゲージメントの重要性〜

【次世代のアクセス解析ツール】Googleアナリティクス4(GA4)で重要なポイントとは?〜エンゲージメントの重要性〜

今回は、Googleアナリティクス4についてご紹介します。
「GA4」は、現在も使われている「ユニバーサル アナリティクス(UA)」とは違い、アクセス解析の考え方・数字の捉え方が大幅に変更されます。
次世代のアナリティクスがなぜ登場したのか背景と共に変更された点を簡単にまとめていますので、是非今後のWeb施策のご参考にしてみてください!



1.GA4(Googleアナリティクス4)が登場した背景とは

GA4(Googleアナリティクス4)は、「App+Web プロパティ」を改良して登場した新しい計測方法です。
従来のアナリティクスで計測できなかった新たな計測方法が可能になりました。
アナリティクスヘルプでは、「将来を見据えて設計された新しいプロパティ」そして下記のように記載されています。

GA4 は測定ツールの将来を見据えて設計された新しいプロパティであり、次の特長があります。
・ウェブサイトとアプリの両方のデータを収集することで、カスタマー ジャーニーをより詳細に把握
・セッションベースではなくイベントベースのデータを使用
・Cookieを使用しない測定、行動モデリング、コンバージョン モデリングなどのプライバシー管理機能を搭載
・予測機能により、複雑なモデルを使用することなくガイダンスを提供
・メディア プラットフォームとの直接統合により、ウェブサイトまたはアプリでのアクションを推進
引用元:次世代のアナリティクスである Google アナリティクス 4(GA4)のご紹介
https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja


GA4はアプリとWebをまたいだユーザーのアクセス、プライバシー保護の観点からCookieに依存したデバイス・ブラウザごとの計測ではなく、ユーザー単位での計測となっています。
日本でも2022年4月から個人情報保護法改正で、Cookieの収集およびCookieに保存された情報の第三者への提供には本人の同意を得ることが必須となりました。


そして、UA(ユニバーサルアナリティクス)は2023年7月1日でサポートが終了してしまいます。
UAからGA4のデータ移行は出来ませんので、注意しましょう。
サポート終了後は一定期間データが閲覧出来ますが、いまからGA4の事を知り併用しながらデータ収集をすることをおすすめします。

UAからGA4のデータ移行不可

引用元:ユニバーサル アナリティクスのサポートは終了します
https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja


2.GA4(Googleアナリティクス4)とUA(ユニバーサルアナリティクス)の違い・変更点

GA4とUAはどこが変更されたのか?というより「全く別のアクセス解析ツール」考えましょう。
GA4の特徴に「セッションベースではなくイベントベースのデータを使用」とありましたが、図のような形式になります。

GA4(Googleアナリティクス4)とUA(ユニバーサルアナリティクス)の違い・変更点

今までは、セッション(ユーザーがサイトに入ってから出るまでの一連の流れ)を単位としてデータを収集する形式でしたが、1ユーザーが複数のデバイスでサイトを閲覧する事が多くなり、セッション単位で計測するのは合わないようになりました。
しかしGA4では、イベント(ユーザー)ベースで処理されるようになっています。
異なるデバイスからアクセスがある場合でも、同一ユーザーとして計測する事できるようになりました。


3.GA4(Googleアナリティクス4)で重要な概念・考え方とは

では、GA4施策に必要なデータは今までと一緒の項目を見ればいいのでしょうか?
実はUAで計測出来ている「平均ページ滞在時間」「平均セッション時間」がなくなり「直帰率」「離脱率」の考え方や、基準が大幅に変更されています。

GA4では、「エンゲージメント」という概念が重要視されています。
エンゲージメントは、SNSなどで表記されるエンゲージメントとは違い下記に当てはまるセッションが対象となります。

10秒を超えて継続したセッション or
コンバージョン イベントが発生したセッション or
2回以上のスクリーン ビューもしくはページビューが発生したセッション

GA4 エンゲージメントの発生条件

2ページ目へ移動したか・していないかで判断をしていたのが、1ユーザーがページをどこまで閲覧しているのかやクリックした回数等、「対象ページがユーザーへどれだけ有益な情報を提供しているのか」を判断しているのです。
今までの直帰率より、より詳細にユーザー行動が計測できるようになりました。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はGA4のほんの一部を紹介いたしました。
Googleアナリティクス4は、Googleアカウントがあれば無料で導入可能です。
Web施策の担当者はもちろん、Web集客に携わっている方、これからお考えの方は是非導入してみてはいかがでしょうか?
【Googleアナリティクス ヘルプ】https://support.google.com/analytics/?hl=ja#topic=10737980

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