【アクセス解析】電話タップの計測【コンバージョン設定2】
こんにちは。今回はWeb担当者向けの記事です。
Googleアナリティクスのコンバージョン設定シリーズ第二弾、サイトから電話をかけてもらった回数を計測する方法についてお話しします。
※「電話番号を間違えて押した」「押したけど発信しなかった」という回数も計測されますので、ご注意ください。
※今回の設定はHTMLの記述が必要になります。
普通のお問い合わせ件数の計測は前回の記事にてご説明しています。
<<前回の記事(【アクセス解析】目標・結果は計測できていますか?【コンバージョン設定】)

今回も定番の「電話番号をタップした回数」を計測する設定方法です。
スマートフォンサイトに記載されている電話番号をタップすると電話をかけられる仕組みと、
タップされた回数を計測する仕組みについて、ご紹介します。
今回は電話番号をタップした回数を、お問い合わせ回数とみなして計測します。
(電話番号を押しただけでは電話をかけたことにはなりませんが、実際に発信された回数までは計測できないため、みなし回数を計測します)
まず、Googleアナリティクスで「管理」をクリックします。

「目標」をクリックします。

「+新しい目標」をクリックします。
(今まで一度も登録されていなければ、ボタンしか出てきません)

「問い合わせ」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

名前をつけます。(日本語でOK、他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
タイプは「イベント」にチェックを入れます。
「続行」をクリックします。

「カテゴリ」「アクション」「ラベル」をすべて「等しい」のまま、適切な名前をつけます。(英字のみ。他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
名前は何にしても良いのですが、他のコンバージョン設定とかぶらないように気をつけましょう。

※値は記入しません。
「この目標を確認」をクリックすると、過去七日間のデータをもとに、コンバージョン率の確認ができます。
(到達数が0の場合や、設定が間違っている場合、ページをアップしたばかりの時は0%になります。)
内容に問題がなければ、「保存」を押します。
アナリティクスでの設定ができたら、サイトの方でも設定が必要です。
ここからHTMLの記述があります。
まずはサイトにGoogleアナリティクスの「トラッキングコード」が入っていることを確認しましょう。
(当社をご利用のお客様はすでに設定されています。)
サイトのトップページでマウスを右クリックして「ページのソースを表示」します。

サイトのソースコード(HTMLの記述)が表示されます。
ここで文字検索(Ctrl+Fキーの同時押し)で、「Analytics」と打ち込んでみましょう。

以下のどちらかが表示されると思いますので、あてはまるほうを覚えておきましょう。
①gaの記述

②gtagの記述

この記述の違いは、Googleアナリティクスのバージョンによるものです。
gtagの方が新しいので、最近設定されたばかりの方はgtagかもしれません。
これによって、設定するタグが変わりますので、ご注意ください。
通常、電話番号を押すと発信できるようにするためには、電話番号にリンクタグの設定が必要です。
例えば「0120-66-1717」という番号に発信させるためには、
と記述する必要があります。
(説明のため、タグを全角で記述しています。流用する際は半角で記述してください。)
さらに、電話番号をタップした時に、Googleアナリティクスに「電話リンクがタップされた」と知らせるためのタグが必要になります。
①gaの場合
カタカナ部分には、先ほどアナリティクスで設定した名前を入れます。

↓
カテゴリには「tel」
アクションには「sp_tap」
ラベルには「contact」
を入力しました。
ここで同じ名前を入れておかないと、Googleアナリティクスで検出できません。
②gtagの場合
カタカナ部分には、先ほどアナリティクスで設定した名前を入れます。

↓
アクションには「sp_tap」
カテゴリには「tel」
ラベルには「contact」
を入力しました。
(順番が違うので注意!)
ここで同じ名前を入れておかないと、Googleアナリティクスで検出できません。
リアルタイム > コンバージョン
リアルタイムで確認することができます。(直近のみ)

Googleアナリティクスは、データが反映されるまでに24〜72時間程度かかりますが、ホームの一番下でも確認できますし、

コンバージョン > 目標 > 概要
ここでは詳細が確認できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
設定する前のデータを確認することはできませんので、まだ設定されていない場合は、なるべく早く行うことをおすすめします。
当社クライアント様には担当の者がご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいませ。
Googleアナリティクスのコンバージョン設定シリーズ第二弾、サイトから電話をかけてもらった回数を計測する方法についてお話しします。
※「電話番号を間違えて押した」「押したけど発信しなかった」という回数も計測されますので、ご注意ください。
※今回の設定はHTMLの記述が必要になります。
普通のお問い合わせ件数の計測は前回の記事にてご説明しています。
<<前回の記事(【アクセス解析】目標・結果は計測できていますか?【コンバージョン設定】)

1.電話タップ回数の計測
今回も定番の「電話番号をタップした回数」を計測する設定方法です。
スマートフォンサイトに記載されている電話番号をタップすると電話をかけられる仕組みと、
タップされた回数を計測する仕組みについて、ご紹介します。
今回は電話番号をタップした回数を、お問い合わせ回数とみなして計測します。
(電話番号を押しただけでは電話をかけたことにはなりませんが、実際に発信された回数までは計測できないため、みなし回数を計測します)
まず、Googleアナリティクスで「管理」をクリックします。

「目標」をクリックします。

「+新しい目標」をクリックします。
(今まで一度も登録されていなければ、ボタンしか出てきません)

「問い合わせ」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

名前をつけます。(日本語でOK、他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
タイプは「イベント」にチェックを入れます。
「続行」をクリックします。

「カテゴリ」「アクション」「ラベル」をすべて「等しい」のまま、適切な名前をつけます。(英字のみ。他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
名前は何にしても良いのですが、他のコンバージョン設定とかぶらないように気をつけましょう。

※値は記入しません。
「この目標を確認」をクリックすると、過去七日間のデータをもとに、コンバージョン率の確認ができます。
(到達数が0の場合や、設定が間違っている場合、ページをアップしたばかりの時は0%になります。)
内容に問題がなければ、「保存」を押します。
2.サイト内の設定(HTML)
アナリティクスでの設定ができたら、サイトの方でも設定が必要です。
ここからHTMLの記述があります。
まずはサイトにGoogleアナリティクスの「トラッキングコード」が入っていることを確認しましょう。
(当社をご利用のお客様はすでに設定されています。)
サイトのトップページでマウスを右クリックして「ページのソースを表示」します。

サイトのソースコード(HTMLの記述)が表示されます。
ここで文字検索(Ctrl+Fキーの同時押し)で、「Analytics」と打ち込んでみましょう。

以下のどちらかが表示されると思いますので、あてはまるほうを覚えておきましょう。
①gaの記述

②gtagの記述

この記述の違いは、Googleアナリティクスのバージョンによるものです。
gtagの方が新しいので、最近設定されたばかりの方はgtagかもしれません。
これによって、設定するタグが変わりますので、ご注意ください。
通常、電話番号を押すと発信できるようにするためには、電話番号にリンクタグの設定が必要です。
例えば「0120-66-1717」という番号に発信させるためには、
<a href="tel:0120-66-1717">電話発信はこちら</a>
と記述する必要があります。
(説明のため、タグを全角で記述しています。流用する際は半角で記述してください。)
さらに、電話番号をタップした時に、Googleアナリティクスに「電話リンクがタップされた」と知らせるためのタグが必要になります。
①gaの場合
<a href="tel:0120-66-1717" onclick="ga('send','event','カテゴリ','アクション','ラベル');">電話発信はこちら</a>
カタカナ部分には、先ほどアナリティクスで設定した名前を入れます。

↓
<a href="tel:0120-66-1717" onclick="ga('send','event','tel','sp_tap','contact');">電話発信はこちら</a>
カテゴリには「tel」
アクションには「sp_tap」
ラベルには「contact」
を入力しました。
ここで同じ名前を入れておかないと、Googleアナリティクスで検出できません。
②gtagの場合
<a href="tel:0120-66-1717" onclick="gtag('event','アクション',{'event_category':'カテゴリ','event_label': 'ラベル'});">電話発信はこちら</a>
カタカナ部分には、先ほどアナリティクスで設定した名前を入れます。

↓
<a href="tel:0120-66-1717" onclick="gtag('event','sp_tap',{'event_category':'tel','event_label': 'contact'});">電話発信はこちら</a>
アクションには「sp_tap」
カテゴリには「tel」
ラベルには「contact」
を入力しました。
(順番が違うので注意!)
ここで同じ名前を入れておかないと、Googleアナリティクスで検出できません。
3.計測方法
リアルタイム > コンバージョン
リアルタイムで確認することができます。(直近のみ)

Googleアナリティクスは、データが反映されるまでに24〜72時間程度かかりますが、ホームの一番下でも確認できますし、

コンバージョン > 目標 > 概要
ここでは詳細が確認できます。

4.まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
設定する前のデータを確認することはできませんので、まだ設定されていない場合は、なるべく早く行うことをおすすめします。
当社クライアント様には担当の者がご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいませ。
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