【アクセス解析】目標・結果は計測できていますか?【コンバージョン設定】
こんにちは。
今回はアクセス解析シリーズ、Googleアナリティクスの「コンバージョン設定」についてお話しします。

コンバージョン設定とは、Webサイトの目標が達成できているかどうか確認するための、Googleアナリティクスでの最初の設定です。
(自動的に設定されることはありません。必ずWeb担当者の方が行ってください。)
コンバージョン(Conversion)とは、英語では転換や交換を指す言葉で、
Webマーケティング用語では、“Webサイトの目標達成”や、“広告費を結果に転換すること”を表すことばです。
Webサイトにもいろいろありますから、サイトによってコンバージョンとして定義するものはバラバラです。
一例として、
◆Webサイト上でお問い合わせが何回あったか?
◆電話は何回かけられたか?
◆資料は何回ダウンロードされたか?
◆ECサイトから何回購入されたか?
などがよくあるコンバージョン定義です。
さて、なぜコンバージョン設定が必要なのかというと、Googleアナリティクスでは、基本的にはページの表示回数や、離脱率、ページ滞在時間など…が確認できますが、特定のイベントーーすなわち、お問い合わせ回数などーーは、最初から測定してくれているわけではありません。測定を行うためには、先に設定が必要です。
今回はお問い合わせ数を計測するための設定について解説します。(他の設定はシリーズで追加していく予定です。)
⚠️Googleアナリティクスの操作・設定方法はWeb版のものです。
この記事は2020年7月時点の仕様に基づいて書いたものです。
定番の「お問い合わせフォームで何回問い合わせされたか」を計測する設定方法です。
一般的なお問い合わせフォームは、3ページに分かれています。
①お問い合わせフォームのページ
②入力情報確認ページ
③送信完了ページ
今回は③送信完了ページに到達した回数をお問い合わせ回数とみなして計測します。(送信完了ページは他のページからのリンクがなく、直接URLを打ち込まない限りアクセスされることはないためです。)
まず、①②③のURLを確認します。(PCサイトとスマホサイトのURLが違う場合は、両方確認します。また、その場合は別々に登録します。)
Googleアナリティクスで「管理」をクリックします。

「目標」をクリックします。

「+新しい目標」をクリックします。
(今まで一度も登録されていなければ、ボタンしか出てきません)

「カスタム」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

名前をつけます。(日本語でOK、他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
目標スロットIDは自動的に選択されているものを使います。
タイプは「到達ページ」にチェックを入れます。
「続行」をクリックします。

到達ページに、先ほど確認していただいた送信完了ページのURLからドメイン名を消して、ファイル名だけを書きます。
例) URLが www.example.com/thankyou.html なら、ドメイン名(www.example.com)は不要なので、 /thankyou.html と書きます。

固定のURLの場合は「等しい」のまま。
もし.htmlの後ろにランダムの文字列が入る場合は、「等しい」から「先頭が一致」に変更します。

「この目標を確認」をクリックすると、過去七日間のデータをもとに、コンバージョン率の確認ができます。
(到達数が0の場合や、設定が間違っている場合、ページをアップしたばかりの時は0%になります。)
内容に問題がなければ、「保存」を押します。
(PCサイトとスマホサイトのURLが違う場合は、同じ方法で別に登録してください。)
Googleアナリティクスは、データが反映されるまでに24時間かかるので、設定してから1〜2日待ちます。
もしその間にお問い合わせが1件でもあれば、データが確認できるようになります。
ホームの一番下でも確認できますし、

コンバージョン > 目標 > 概要
ここでは詳細が確認できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長らくコンバージョンの設定をされていなかった方は、この期にコンバージョン定義から始めてみてはいかがでしょうか?
設定する前のデータを確認することはできませんので、なるべく早く行うことをおすすめします。
当社クライアント様には担当の者がご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいませ。
今回はアクセス解析シリーズ、Googleアナリティクスの「コンバージョン設定」についてお話しします。

コンバージョン設定とは、Webサイトの目標が達成できているかどうか確認するための、Googleアナリティクスでの最初の設定です。
(自動的に設定されることはありません。必ずWeb担当者の方が行ってください。)
1.コンバージョンとは
コンバージョン(Conversion)とは、英語では転換や交換を指す言葉で、
Webマーケティング用語では、“Webサイトの目標達成”や、“広告費を結果に転換すること”を表すことばです。
Webサイトにもいろいろありますから、サイトによってコンバージョンとして定義するものはバラバラです。
一例として、
◆Webサイト上でお問い合わせが何回あったか?
◆電話は何回かけられたか?
◆資料は何回ダウンロードされたか?
◆ECサイトから何回購入されたか?
などがよくあるコンバージョン定義です。
さて、なぜコンバージョン設定が必要なのかというと、Googleアナリティクスでは、基本的にはページの表示回数や、離脱率、ページ滞在時間など…が確認できますが、特定のイベントーーすなわち、お問い合わせ回数などーーは、最初から測定してくれているわけではありません。測定を行うためには、先に設定が必要です。
今回はお問い合わせ数を計測するための設定について解説します。(他の設定はシリーズで追加していく予定です。)
⚠️Googleアナリティクスの操作・設定方法はWeb版のものです。
この記事は2020年7月時点の仕様に基づいて書いたものです。
2.お問い合わせフォームの計測
定番の「お問い合わせフォームで何回問い合わせされたか」を計測する設定方法です。
一般的なお問い合わせフォームは、3ページに分かれています。
①お問い合わせフォームのページ
②入力情報確認ページ
③送信完了ページ
今回は③送信完了ページに到達した回数をお問い合わせ回数とみなして計測します。(送信完了ページは他のページからのリンクがなく、直接URLを打ち込まない限りアクセスされることはないためです。)
まず、①②③のURLを確認します。(PCサイトとスマホサイトのURLが違う場合は、両方確認します。また、その場合は別々に登録します。)
Googleアナリティクスで「管理」をクリックします。

「目標」をクリックします。

「+新しい目標」をクリックします。
(今まで一度も登録されていなければ、ボタンしか出てきません)

「カスタム」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

名前をつけます。(日本語でOK、他の担当者にも通じるような名前にすると良いです)
目標スロットIDは自動的に選択されているものを使います。
タイプは「到達ページ」にチェックを入れます。
「続行」をクリックします。

到達ページに、先ほど確認していただいた送信完了ページのURLからドメイン名を消して、ファイル名だけを書きます。
例) URLが www.example.com/thankyou.html なら、ドメイン名(www.example.com)は不要なので、 /thankyou.html と書きます。

固定のURLの場合は「等しい」のまま。
もし.htmlの後ろにランダムの文字列が入る場合は、「等しい」から「先頭が一致」に変更します。

「この目標を確認」をクリックすると、過去七日間のデータをもとに、コンバージョン率の確認ができます。
(到達数が0の場合や、設定が間違っている場合、ページをアップしたばかりの時は0%になります。)
内容に問題がなければ、「保存」を押します。
(PCサイトとスマホサイトのURLが違う場合は、同じ方法で別に登録してください。)
3.計測方法
Googleアナリティクスは、データが反映されるまでに24時間かかるので、設定してから1〜2日待ちます。
もしその間にお問い合わせが1件でもあれば、データが確認できるようになります。
ホームの一番下でも確認できますし、

コンバージョン > 目標 > 概要
ここでは詳細が確認できます。

4.まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長らくコンバージョンの設定をされていなかった方は、この期にコンバージョン定義から始めてみてはいかがでしょうか?
設定する前のデータを確認することはできませんので、なるべく早く行うことをおすすめします。
当社クライアント様には担当の者がご相談に乗りますので、お気軽にご相談くださいませ。